2009年 01月 19日
作品撮影のカメラをデジタルに切り替えたの5年ほど前だったと思います。 HPのギャラリー(今月の人形)はそれ以前にコンパクトのデジカメを使っていました。 当時400万画素の上級コンパクトカメラの値段で、今や1000万画素の一眼レフ カメラが買えます。 一眼レフカメラの高級機種は2000万画素を超えましたね。 ただしデジタルカメラで撮影した画像を処理するにはPCが必要不可欠ですから 高画質の写真をストレスなく現像処理するにはやはり高性能のPCが必要です。 カメラとノートパソコンを繫いでパソコンのモニターを見て撮影、 即、撮影画像をチェックしたりできます。 写真屋さんやフィルムの現像会社が潰れるわけですね。 またカメラの話になってしまいましたが・・・ 作品集の「吉田式」と「Ecole」はすべてデジタルカメラでの撮影です。 「Ecole」はストーリー仕立ての写真集ですから、ストーリーにそった説明的な画面構成の写真が多くなっています。 森の中にひっそりとある学校! そんな森、何処にあるの・・・ ここは日本ですよ。 あちら、こちら、と、人形、小道具、機材を車に積んで良い雰囲気の森を探しながらロケをしました。 富士山の麓の森や山梨県の川の上流、水の澄んだ清流域が撮影場所です。 森の中に人形を設置するのは大変でした、地面が平らではありませんから。 撮影中、人形が倒れて服が汚れたり、指が折れたり・・・ 陽月さんはそんな事も予想してか、予備の人形パーツも用意していました。 流れの中に人形を設置するのは更に難しくなります。 素材がビスクですから水に入れるのは問題ありません、 でも、水の流れの強さ、水深、等の条件もあって、なかなかうまくいきません、 人形同士が自然に、いかにも!という関係で設置されていないと・・・ 1カットを撮影するのに手間のかかる撮影でしたが、 それまでの作品撮影の経験を生かして、けっこう楽しみながら撮影することができました。 楽しい仕事! したいですね・・・
by pygmaliondoll
| 2009-01-19 23:44
| 人形写真
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